酸素原子が2個ついたものが酸素(O2)、3個ついたものがオゾン(O3)です。しかしオゾン の分子は安定していないため、3つめの酸素原子がすぐに離れようとします。悪臭などの何かほかのものに触れると、
この3つ目の酸素原子はニオイ物質と融合します。これが、「酸化」です。
この酸化力は、塩素の約6倍。強力な脱臭、殺菌効果があります(フッ素に次ぐ強力な酸化力です。)
そのため、オゾンは多くの分野で、脱臭、殺菌、漂白、洗浄等に活用されています。

一般に、薬剤は、細菌の細胞表層(壁と膜)を素通りし、細胞内の酵素のみを破壊することで除菌します。
これに対しオゾンは、分解時に発生する酸素(O2)の強力な酸化作用によって、細菌の細胞壁を直接損傷・破壊・分解し、細胞内成分が溶け出すことで死滅させ除菌します。
そのため除菌速度が速く、また耐性菌もできにくいとされています。

プラズマとは高圧放電によって気体が電離した状態をいい、電子、イオンを豊富に含むガスの状態です。
この状態では電子やイオンは化学的に反応しやすい、ラジカル(活性種)になり有害ガスを分解します。

空間放電によって発生するプラズマ中に臭気ガスを通過させることで、臭気分子に直接電子、ラジカルが作用し臭気分子を直接分解します。プラズマ生成体は次に、ラジカル生成と同時に生成されるオゾンを対象空間に放出し臭気分子を強力に酸化分解します。プラズマ、オゾンの相乗効果によりオールマイテイーな脱臭が可能になります。

1. 脱臭臭いの元に直接オゾンを注ぐことで、大きな脱臭効果があります。
2. 除菌オゾンにより、短時間で除菌し、長時間腐敗を抑えます。
3. 浮遊菌の除去作業所内の空中浮遊菌を除菌するとともに、脱臭もできます。
4. カビ・ヌメリ取りカビの菌を除菌。カビ取りやヌメリ取りができます。
5.害虫忌避オゾンの力で害虫を寄せつけない清潔な環境が作れます。
臭気強度においの程度
0無臭
1やっと感知できるにおい
2何のにおいか判る弱いにおい
3楽に感知できるにおい
4強いにおい
5強烈なにおい

ニオイの測定(評価)方法のひとつで、人間の嗅覚を用いて臭気の強さを数値化する方法。現在日本では一般的に使われている手法で、悪臭防止法においては、臭気強度2.5~3.5に対する各物質の濃度および臭気指数の範囲内で基準が決められています。

臭気強度【0】【1】
軽度のニオイ
【2】【3】
中程度のニオイ
【4】【5】
強いニオイ
30m³未満¥5,000〜
(税込5,500〜)
¥15,000〜
(税込¥16,500〜)
¥30,000〜
(税込¥33,000〜)
30~50m³未満¥10,000〜
(税込¥11,000〜)
¥30,000〜
(税込¥33,000〜)
¥60,000〜
(税込¥66,000〜)
50~80m³未満¥30,000〜
(税込¥33,000〜)
¥60,000〜
(税込¥66,000〜)
¥120,000〜
(税込¥132,000〜)
80~110m³未満¥50,000〜
(税込¥55,000〜)
¥90,000〜
(税込¥99,000〜)
¥180,000〜
(税込¥198,000〜)
120~200m³未満¥70,000〜
(税込¥77,000〜)
¥120,000〜
(税込¥132,000〜)
¥240,000〜
(税込¥264,000〜)
200m³以上別途見積別途見積別途見積

※表示価格の他に養生費、設置費がかかります。詳細はお問合せ下さい。
※真夏などで室内温度が45度を超える環境の場合は生成されたオゾンの半減期が速まる為、お部屋の空調などを使用させて頂く必要があります。
※オゾン脱臭・除菌機の運転時間は軽度の臭いで1時間、中程度で3時間、強臭で6時間運転での標準価格です。
臭いの強さ、室内の広さによってはオゾン脱臭・除菌機の運転時間を長くしなければならない場合や臭いの元を撤去する作業や脱臭機運転前にクリーニング作業の実施が必要な場合などによっては別途料金が必要になる場合があります。
※臭気の種類や況にもよりますが、壁紙や木材など素材へ臭気吸収している場合や室内環境状態によっては、完全に臭いを取り除くことができない場合があります。